このテの完成品ユニットを改造して応用を考える場合、元のユニットに備わっている機構をどの程度まで再用するかでアプローチや難易度が変わってくる。 改造が楽なのは、元々の AC電源出力を整流して使う方法ではあるが、前回も書いたとおり GNDを浮かせた状態で使わなければならないので、一工夫必要だ。
応用する対象の元電源には 12Vまたは15Vのスイッチング電源ユニットか、スイッチングタイプの ACアダプタをあてがってやるのは確定として、このDC/ACインバータをどんな使い方にするかはとりあえずこんなところだろうか・・・。
- そのままAC電源出力を整流する
- 二次側のブリッジ整流回路と擬似正弦波を作る回路を殺してしまい、独自に整流回路を作成
- トランス、Power MOS FET、一次側のドライブ基板を取り外し、別の基板に新しく組み立てる
ということで、制御モジュールをささっと外してみた。 シリコーン樹脂で二次側のフルブリッジ回路付近に接着されていたサーミスタも剥がしてみた。 使われているチップは何れも大きめなんだけど、基板の余白はほとんどないというか・・・ 何でこんなに高密度実装するかな、っていう感じですな
回路を一通り調べてみたけど・・・ まだ見落としがありそうな予感
何かこれだけでは見通しが悪いんで、通電してLEDの状態でも確認しながらもう少し追試でもしますかね
基板の調査中にこんなモノめっけ・・・
半田槽にたまったカスをくっ付けたまま日本までやって来たのか(笑)
ではでは、今日のところはひとまずこの辺で・・・ なんだけど、まだもう少し続けてみましょうかね
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