2016年4月3日日曜日

USB給電機能検査治具を作ってみる・・・ (Part-2)

場のお持ち帰り作業ネタ Part-2
構想を立てて部品を調達するところまでは早かったんだけど、それをカタチにするのにはやはりというか数日かかっているんで、普段の仕事が忙しい状況では自分自身のメンタル面での配慮も必要というところか。 ひとまず Part-1からの続きをさらっとご紹介しておきたいと思う。


いうことで、エイヤッと回路図なんぞを描いてみた
まだ値の入っていない箇所がいくつか残っているのだが、途中まで組み立ててみて動きを見ながら微調整すれば良いかなというところ。 OP-AMPもそれほど高速なモノは使っていないので発振の心配はしなくても良さそうな感じではあるが、万一のことを考えて位相補正用コンデンサを入れる場所を空けておくのと、保護素子を兼ねた抵抗も取り付けておくことにしよう。


ちらは組み立ててみた基板の部品面ね
途中まで組み立てたところで通電試験と調整をしてみたのだが、あっさり動いてくれたのでそのまま全部品を取り付けたところ。


板のハンダ面はこんな感じで
それほど複雑な回路ではないので、特に説明は不要かな。
負荷になる Power MOS FETの 2SK2232君には最大で 12W前後の電力を消費してもらわないといけないので、アルミケースの底面に密着してネジ止めできるよう、基板をスペーサーで固定した状態で位置合わせを済ませている。
同様に、セメント抵抗もケースにできるだけ触れた状態で固定できるように配慮している。


日の最後は、電流調整用のロータリースイッチね
1回路12接点のスイッチに 1KΩ±1%の金被抵抗をぐるっと1周分取り付けて、基準電圧の分圧用として使用する。 秋月さんで販売されているヤツは、イマ風の樹脂製シャフトでかなりヤワな造りに見えるんだけど、実際のところはどうなんだろうね。 とりあえずパネル取り付け用にシャフトを切り詰めておきますか。
ではでは、とりあえず仮組み状態で問題なく動作してくれたということで、この後は本組み Part-3へ続く・・・ かな

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