この実験をやる目的は、元々ヘッドフォンアンプで使用していたサブミニチュア真空管 JAN6418君のヒーター電源に別の電池を用意するのがスマートでないなぁと感じたのが発端だったりする。 前回の実験をご紹介した際にいただいたコメントでピピンと来て、ちょっと改良願望が出てきたというのが正直なところ(笑) 元々は、グリッドにテキトーなマイナス電源を用意して、バイアスをかけてやろうかと思っていたものの、ヒーター (=カソード)に下駄を履かせてやれば、自力で固定バイアス出来てしまうやん・・・ ていう感じですかね。
本来のヒーター電圧は 1.25Vの設定。 強制的に数百mVの下駄を履かせることを想定し、1.8V近辺の出力電圧に設定してみたところ。
入力には実験用安定化電源を接続し、3セルのアルカリ電池を想定して 2.7V~5.0Vまで可変しても大丈夫なことは確認しておくと。 それと、出力部分に取り付けてあったダミーロードは、47Ωの設定だったものを 75Ωに変更ね。
とりあえず、ブレッドボードでの実験環境をアップでどうぞ
現時点の回路図はこんな感じで・・・
まだ完全に調整が済んだ訳ではないので、各パーツに値は入れていないけど、今日のところはどうかこの辺りでご了承を。 ちなみに、図中のICは 5Vを加えても大丈夫な RenesasブランドのBus Buffer(Inverter)、HD74LVC540F君でごぜ~ます。
この後、ユニバーサル基板にチップ部品なんかも織り交ぜて組み立てつつ、動作確認やっつけようと考えているけど、ざっと調べた感触では、性能的には 100%のデキではないと感じるものの、まぁ妥協の範囲内なのかな・・・ というところで、次につなげておきますかね。
ではでは、今日はとりあえずこの辺で・・・
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