今さらながら安価なカーナビを・・・ (Part-3)

昨年11月に某球団日本一セールで衝動買いしてしまったカーナビの応用準備。　自分的にもそれなりに長期戦を覚悟しているというのもあってあんまりスピード感を持っている訳ではないので、最低限「壊さない」のを前提に、ステップを追いながら進めて行きたいと思っている。
ひとまず、前面の表示や操作パネル関連の信号がどんな感じで作られているか、とかを、無理のない範囲内で分解しながら調べてみようかと考え中ね。

早速蓋を開けてみましょ～ と天板に▼マークされているネジを外してみたんだけど・・・　天板にはDVDドライブのメカが装着されているようで、いきなり取り回し最悪な状態から始まってしまいましたな
DVDドライブのメカからは幅広のフレキケーブルが下側の基板に伸びているんだけど、長さに余裕がないんで手が入らず、このままではコネクタのロックが解除できませんと。　おそらく本来の手順ではないんだろうなと思いながらも、先ほどの天板▼マークのスグそばにある DVDドライブ用とおぼしき固定ネジも外してみる、と。　幸いにも DVDドライブが落下して下にある部品を傷めるまでは行かなかったけど、相変わらず取り回しはあんまり良くない状態ですな

まずは DVDドライブにつながっているフレキケーブルを解放して見通しを良くしましょ～と、ドライブ自体を動かしてコネクタのロックを解除するためのスペースを確保したところ

メカの上側 (天板側)、それに下側 (底面側)。

底面側に装着されている基板の拡大写真も載っけておきませぅ
イマドキな機器構成なら、SATAコネクタで接続されているような勝手な想像をしていたんだけど、残念ながら独自インターフェースな感じですかね。　にしても、このフレキケーブルは 60Pinとな。　どうりで取り回しが悪いワケだ・・・

ついでなので、基板に搭載されている主要なチップの型番でも記しておこうかな。

• Panasonic MN2DS0018MA
• S!PWMx2(ROHM?) BD8231EFV ほか 

基板を取り外してウラ側まで調べたワケではないので、あくまでも参考情報ということで。

その下にはほぼケースのサイズな基板があって、おそらく表示関連の信号はこの基板で作られていそうな感じがしますな。　前面パネルにつながっていると思われるコネクタのそばにはブラケットに取り付けられた SDカードソケットが付いたサブ基板が載っかっているんで、まずはそれらを取り外してみますかね。

サブ基板の下側には・・・　う～ん、何となく FPGAっぽいのが居てますがな
そばにはメモリーチップっぽいのも 4発載っているんで、まず間違いなく画像処理関連だろうな・・・ というか、少し調べてみると Arm Cortex-A7ベースな CPUも内蔵されているようですな。

• LAPIS ML86303
• TeleChips TCC8971
• SKhynix H5TQ4G83EFR
• InterSil TW9912AT-NA3-GR
• ITE IT68013FN ほか

この基板もウラ側までは調べていないのでご了承を。

続いてはサブ基板も行ってみましょ～。

• AD ADV7390WB-3
• Toshiba TC7MBL3245CFT
• Murata 詳細不明BTモジュール ほか

Analog Devices の ADV7390といえば Video Encoder なんだけど、どんなの用途で使われているんだろうね。　その他、ウラ面には BTモジュールとパターンアンテナっぽいのも見えますな。

左側面に小さなサブ基板が立ててあるのが気になっていたんだけど、何と CPU子基板ですな。　何故にこんなのをサブ基板にするの？！　ひょっとして、機種のグレードによって CPUの速さを使い分けているんだろうか。　先ほど出てきた TCC8971との分担についても気になるところですな。

• Renesas R5S726A0D216FP SH2A ほか

ということで、今日のところはここまでなんだけど・・・　ここまで分解してみた感触では、まず最初は前面の表示パネルを外して、プラスチック製のベゼルも外してやる。　前面がフリーになったところで DVDドライブのフレキを解放、その後で天板を外すのが本来の手順のように思えてきましたwa。
「楽ナビ」「分解」というキーワードで少し調べると、タッチパネル交換部品を販売しておられるサイトが出てくるんだけど、どうもそこで紹介されている楽ナビとは世代が違うようで、前面パネルを外すのも残念ながらあんまり参考になりません、と。　やっぱり自分で試行錯誤せんとイケマセンな・・・。

はい、もう少し頑張って分解しつつ調べてみますかね・・・