2022年7月18日月曜日

ぺるけ式トランジスタ PHONOイコライザを作ってみる・・・ (Part-1:電源回路編)

回の工作も、ネタを思い付いて「次の工作はコレにしよう」というのはすんなり決まったような気がするものの、部品を買ってきてからの立ち上がりが何となくスローなのは何だろうね(笑)
ということで、少しでもプロジェクトに手を付けておくかと、まずは電源回路を作ってみることにした次第。

つも通りということで、今回分も最終形の写真を最初に貼っておきたいと思う
ちなみに、最初に決めておかないといけないことがあるのだが、

  • MCカートリッジ用ヘッドアンプを内蔵するか否か
  • 内蔵するのなら、電源回路を抵抗分割式の簡易型のままか、±2電源方式にするか

私の場合は MCカートリッジ用ヘッドアンプは内蔵してしまおうと考えているので、電源回路は抵抗分割の簡易 ±2電源ではなく、ちゃんとトランスのセンタータップを使った ±2電源方式でまとめておきたいというのがホンネ。 部品を買ってきたときには実のところここまで考えていなかったんだけど、電源回路に使えそうな手持ち部品も潤沢にあるんで・・・ 使い回しができればそれでもヨシ、ということにしておきたいと思う。

つものことではあるけど、オデオネタを作り始めるときは「どんな部品を使うか」は結構重要な話題なのかもしれない。 今回も初っぱなは部品の話題からユル~い目に入るのが良いかも、という感じですかね。

ということで電源回路の入り口はトランス、そして整流&平滑回路だろう。 オリジナルの回路では電流が少ないせいもあってずいぶんと小型のダイオードが使われているようだが、電解コンがかなり大盛り仕様なので、自分的には一般的な 1Aタイプのダイオードが良いかなというところ。 在庫品を漁ったところ、真空管アンプ用にと秋月さんで購入した FRD 1JU41君がそこそこ大量にあったんで、600Vも耐圧は要らないけど今回はコレで。
平滑用電解コンはトランス二次側の 16V巻き線を整流すると、無負荷時に微妙に 25Vを超えてしまうので、整流直後の分だけでもできれば 35V耐圧を準備したいところ。 アマチュア的精神で行くなら 25Vなんだろうけど、今回はこれも秋月さんで買い置きしてあった Rubycon ZLHの 35V耐圧 470uFと 1000uFがあったんで、全部コレにしておきましょ~

次はツェナーダイオード。 結構誤差が大きな部品なので、精密な用途には事前の確認が必要だ。 今回は正負2電源にするので 2本合計で17V強の電圧になるものを 2組準備しておく。
これも秋月さんで買い置きしてあった 1N5242B (12V)、1N5231B (5.1V) を試してみたものの、意外と低い電圧のヤツしか取れずに断念。 データシートによると規定の電流は 20mAらしいので、1.5mA程度しか流していない今回の状態ではそうなって当然か

んな感じで「めんどいなぁ」と思いながら確認を進めていたんだけどね・・・

度買い置きのツェナーダイオードを物色、1N5242Bと RD5.6EB3を直列にしてやれば目的が達せられそうな感じだったので今回はコレで行きたいと思う。 できればあと 0.3~0.4V位電圧が高いとちょうど良い感じなんだろうけど、とりあえずは問題ないだろうと思う。 今から部品を調達するなら、ここは 6.2Vタイプのヤツを選択するのが良さげな感じかな。

リップルフィルター用のトランジスタは、これも買い置きの TTA004B / TTC004Bを起用することにした。 ひとまず hFEを計測して高めの個体を選んでおいたけど、そこまでの配慮は不要か。



路図と、基板の実装状況もどうぞ~

して仮のシャーシーにまとめて、と。
イコライザとヘッドアンプをこの大きさで組めるかは現時点では未知数ではあるけど、ひとまず仮に部品を置いてトライしてみたいと思う。 こちらにも 1000uFの電解コンがてんこ盛りになるはずなので、もし苦しいようなら一回り大きな基板に鞍替えもアリということにしておきたいと思う。

それではそれでは、今日のところはひとまずこの辺で・・・

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