2021年6月6日日曜日

久しぶりに DigiKeyで・・・ いや、マルツオンラインで入手し難い ICを購入してみた (^^)

し前に DigiFi誌に付録で付いてきた DAC改良ネタの一環で、入力を Coaxialと Optical 2系統のソースに切り替えできるようにするための実験をさせてもらった。 Coaxialな入力端子からの信号を増幅しましょうと 74HCU04系統の ICを使ったアナログアンプを試していたところ、やはり 192KHzサンプリングの信号は反応速度が足りないという残念な結果だった。 その時はアナログスイッチの ICで入力を切り替えるというのを試してみたものの、こちらはストレー容量の影響か Opticalな受光素子からの信号が鈍るというのが判ってしまったんで、どちらにしても見直しが必要。 そんなこんなで、どんな方法で対応しようかと考えを巡らせていたところでして・・・

はり一般的な部品を使って実験をしていて能力不足を感じる場合の対処法としては、高性能な部品に置き換えるというのが最も効果的だと思うんだけど、それが容易に入手できるかどうかも判断材料になるのが思案のしどころ。 まぁ今回ばかりはブツが買えそうなところを少し探して、迂回ルートで少額購入させてもらったという感じですかね。

ではでは、前置きが少し長くなってしまったけど、今回もささっとご紹介しておきますかね

回のキーパーツは、74HCよりも高速なシリーズで、しかもアナログアンプにも使えるアンバッファ構造のインバータがラインナップされているものということになる。 74HCがダメなら 74VHCとかの ICを思い出すというのはあるんだろうけど、実は DigiFi誌の付録では 74LVCの ICが使われているというのも判明しているんで、ここは少し無理してでも 74LVCU04系統の ICが買えるショップを探しておきたいところ。

はい、少しネットをさまよった結果はというと DigiKeyで欲しい ICが販売されているのは確認できたんだけど、直接 DigiKeyに発注するとなると 6,000円以上購入しないと送料が必要。 しかも 2,000円・・・ というのがネックになりますなぁ
さすがにそんなに大量に買うモノはないので・・・ と考えていた次の瞬間、マルツで買う?! とかいうのをひらめきましたwa 少し割高になるというのはあるものの、3,300円以上購入すれば送料無料。 そこまで行かないようなら、店舗受け取りにしておくというのもアリなんで、ひとまず税込み 3,300円以上を目指して購入リストの構想 (妄想?) を練っておいた次第

な訳で、今回の購入品はこんな感じで・・・

  • TI SN74LVC2GU04DBVR
  • NXP 74LVC1G157GV-Q100H
  • TI TS5A3160DBVR
  • TI TS5A3157DCKR
  • NXP 74LVC1G125GV125 

当然ながら、パッケージは面実装品のカットリールでございます~

っかくなので、現物も簡単にご紹介しておきますかね

上の写真向かって右側が TIの SN74LVC2GU04DBVR君。 74LVCシリーズは 2ユニット入りアンバッファタイプのインバータ。 そして向かって左側が NXPの 74LVC1G157GV-Q100H君。 同シリーズの 1ユニット入りデータセレクターになる。
流れとしては、SN74LVC2GU04を使って Coaxialな信号を 2段増幅&波形整形。 74LVC1G157を使ってロジックレベルになった Coaxialな信号と、Opticalな受光素子から出てきた信号をセレクトするという感じね。
ICのパッケージは何れも 0.95mmピッチの 6Pinなので、ユニバーサル基板にもマウントできて取り回しの方も特に心配は要らないように思う。

次はアナログスイッチの ICね。 2種類買ったうちの右側 TS5A3160DBVR君は、公称 ON抵抗が 1Ω、左側 TS5A3157DCKR君は 10Ωということで、自分的には 10Ωの方が素子内部の静電容量が小さいようなので今回の用途にも適しているかなという感じ。 両者でパッケージが違っているのは、実は 0.95mmピッチの TS5A3157DBVRを申し込んだところ、運悪く品切れで「納期が 2.5ヶ月かかるので発注を保留にしました」というメールが飛んできてしまった(汗; 結局は 0.65mmピッチの TS5A3157DCKRなら在庫があるようなので、後から差し替えてもらったというのが実際のところですwa まぁ変換基板とかにマウントすれば無問題なので、気にせず行きましょ~ (笑)

後は 3state Bus Bufferの ICは 74LVC1G125GV125君。 もし Opticalな受光素子からの信号に Bufferを入れる必要に迫られたら使う予定なのと、ちょっとしたレベル変換やインターフェースなどの用途にも便利に使えるかなと買っておいた次第。 これも 0.95mmピッチのパッケージなので、取り回しの心配は不要ですな 

ということで、例の DAC関連作業の方も頑張って進めるとしましょうかね・・・

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