ご本尊のNutube君を取り外し、その下に実装されていた 3.3Vレギュレータとフィラメント回路用ドロッパー抵抗、カップリングコンデンサなどなど、今回不要となるパーツ類をささっと取り外したところ。 ついでにハンダ吸い取り線で余分なハンダを落としてから、アルコールで汚れも拭き取っておいた。
そもそも何故にフィラメント回路をカスタマイズするか・・・ なんだけど。 私の場合は下記の2つを何とかするには前もってココを改善しておくべしという感じで「ピピンと来た」というところかな
- 前段に入れる J-FETによるソースフォロワに定電流シンクを追加、Nutube君と直結したい。
- 将来的にLiPo電池を使うことを考え、途中に入れるレギュレータはもっと低い電圧にしたい。
で、次の瞬間、そこそこ大量に在庫があった LM1117の可変タイプ (VRef=1.25V) の活用を思い付いた・・・ というのが正直なところですな(笑)
元のプリントパターンが活用できれば言うことなしなんだけど、残念ながらフットプリントも足の配列も違う ということで、ユニバーサル基板をあてがうのが良さそうな感じだ。 とりあえず 0.3mm厚の薄手なヤツをそれらしい大きさにカットし、GNDラインや Nutube君のフィラメント回路と接続する算段をやってみる。 さらに既存のマウント穴経由で接続できない場所は、幾つか追加の穴を開けておく・・・ と
追加の穴開けが終わった基板。 部品面から見ると、それほど変化はないように見えますな
続いては、ハンダ面。 こちらは穴開けが終わった部分のレジストを剥離しておくのと、Nutube君のフィラメント回路を GNDから浮かせる予定なので、中央を走っている GNDラインをぶった切っておく
先ほどの基板にパーツを実装したところ
仮に Nutube君を接続してやり、フィラメント電圧が想定内になっているかを念のためチェックしておく。
ちなみに、レギュレータの出力電圧が 1.25Vとして、約0.65Vの電圧がフィラメントに加わり、残りの約0.6Vが GNDからの嵩上げのために使われるという寸法だ。 この電圧は、定電流シンクの効き始める電圧に余裕を持たせる効能が得られるほか、バイアス調整を無調整化するためにかける出力端子からの DCフィードバックの基準を嵩上げするためにも有効に作用する
最後は本体基板とのドッキング・・・ ですな。
位置を合わせておいたリード線を元のマウント穴に差し込み、半田付けして固定する
ということで、回路図をどうぞ~
実はまだ少しばかり改良願望が残っていたりするんだけど・・・ まずはしばらくこのままの状態で使ってみますかね。
ではでは、今日のところはひとまずこの辺で・・・
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