2009年10月14日水曜日

OLEDモジュールで遊んでみた

子工作ネタを扱う他のページでも、最近はOLEDで色々な遊び方を考えて楽しんでいる人も増えているようだ。 そういう意味では最近話題のデバイスではあるが、モノ珍しさという観点から見ると、最初のころほど「え~っ、スゴイ!」っていうところまでは行かないのかも知れない。
ある意味、製品の数も増えてきているようなので、コストも下がって使う人が増えれば、応用例もどんどん増える・・・と。 そんな応用例の一つとして取り上げてもらえるだけでも、私は嬉しい

という前置きはこのあたりにしておくとして、この製作例は、例のトランジスタ技術 2009年11月号の中で取り上げたネタの試作品だったりする。 LCDのインターフェースを説明する中で、パラレルバスを採用したデバイスの例が欲しかったのだが、最も時代に即したデバイスOLEDだな・・・ ということで、コレに決定


は美味しそうに見えますか?

ということで、この試作品の概要を「サラッ」とお話ししておこう。

OLEDモジュールは、RiTdisplayのRGS15128128FH029を使用。 最近は結構入手性も良くなってきたようで、Aitendo's電子工房などで購入可能だ。
マイコンは、ATMELのAT Mega168を使用した。 トラ技の記事では Mega88にしておいたのだが、何かサンプル画像を入れようとすると、たちまちメモリ容量が苦しくなるので上位機種にしてみた。 小さい画像でも良い場合は、もちろん Mega88でも同様に使用できる(コンパイルオプションは変更必要だが)。


景イメージもどうぞ

この実験環境の今後・・・ だが、どうしましょうかね
正直なところを申し上げておくと、ここにご紹介しているハードを組み上げた状態で、OLEDモジュールに基本的なコマンドが送れることだけ確認した時点で〆切が苦しくなり、完全放置プレイ状態だったと 最近何とか時間が取れるようになったので、ソフトに少し手を入れてまともな画像が表示できるようにしてみたのだが、この後の拡張はまだ何も考えていないんだけど・・・

みなさん、やはりSDメモリカードからデータを読めるようにしておられますナ。 やっぱりそれが自然な方向なのかなぁ

ちなみに、このOLEDモジュールを使うためには 16.5Vの電源回路を組まなければいけないので、その辺りも含めて、トラ技に掲載していない部分回路やサンプルソフトは、後日公開させてもらう予定ね。

続く・・・ と思う。 多分

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