2016年7月11日月曜日

デジット購入品フラットブラウン管モニタを味見してみた・・・

日 6月11日に日本橋電気街をうろついた際、デジットさんで購入したモノクロフラットブラウン管を採用したモニタ。 これもしばらく放置してしまったので鮮度が落ち気味ではあるが、ざっと味見をしてみたのでご紹介しておきたいと思う。


入時の写真を再掲しておくと、こんな感じですな


自身が過去に見た記憶があるのは、某S○NYさんが出していたボータブルテレビで似たような構造のがあったような・・・ という感じなのだが、購入して帰ったのは海外メーカーの HANSEさん製造だっけ。 以前には Aitendoさんなんかでも (同じモノかどうかは不明だが) 販売されていたのを見かけたことはあるものの、触手は動かず購入しなかったというのが正直なところ。

持ち帰ったモニタだが、とりあえず簡単な説明書も付属しており、12V電源と NTSCコンポジットビデオ信号を入力すれば良さそうだ。 あと、CONTRASTおよびBRIGHT調整用の半固定VRと入力端子類は付属しておらず、外付けが必要だ。 肝心な接続用コネクタも自前で調達が必要なので、まずはその辺りから用意を始めてみたいと思う。


ちらは基板上にマウントされている、BRIGHTとCONTRAST調整の半固定VRを接続する端子。 別の場所には、電源とビデオ入力用の 4Pinコネクタもマウントされている。

形状を確認すると端部が斜めにカットされており、それぞれのピンの隙間に突起があるので自分の手持ちにあるコネクタにはしっくり来るモノがなさそうにも思う次第。 とりあえず 2.54mmピッチなのが幸いというところか。


状がコネクタ内寸にフィットしそうなものは・・・ という観点で探してみたのがこちら。 以前にお仕事関係の知り合いから譲り受けたピンソケット。 入手元は・・・ 忘却の彼方だが(苦笑;



んな感じでユニバーサル基板の切れ端をあてがい、半固定VRの載った基板、それに電源とビデオ入力端子のための基板を作成してみたところ。


ネクタ部分をアップで
コネクタの端部はヤスリで少し斜めに削っておくのと、端子間の突起に支障しないよう、こちらも溝を少し上から刃先でなぞっておくと良いだろう。 同様のパーツを使われる場合、実際に現物合わせでコネクタに差し込んでみて、支障があれば追加で削るなど、調整してみていただきたい。


ちらは各コネクタからの接続図
添付されていた図面が少し不明瞭なので書き直してみた。 仮付けで試してみたところ、BRIGHTとCONTRAST調整用VRの回転方向がそれぞれ逆だったので、ここは CONTRAST調整用VR(1KΩ)の端子で 1番(左に回し切ったときスライダーが来る側)と 3番(右に回し切ったときスライダーが来る側) を入れ替えておくのが自然だ。 あと、ビデオ入力端子が75Ω終端されていないので、終端抵抗とオマケで保護用抵抗を追加しておいた次第。


際に入力ソースと電源を接続して動かしてみたところ
テスト用の入力ソースは、以前から小型モニタのテストにちょくちょく使わせてもらっていた MultiR HDD君。 しばらくぶりに再登場願ったのだが・・・ モノクロ画像だとちょいと寂しいかも。

それと、ブラウン管モニタの場合、デジカメで写真を撮ろうとするとフリッカが明るさのムラになって目立つので、シャッタースピードを落として対応・・・ が必要ですな。



然画の場合はそこそこキレイに写っているし、文字の輪郭もまぁまぁシャープなんだけど・・・ やっぱり画面の歪みがそこそこありますなぁ (苦笑;


ターンジェネレーターを接続して、クロスハッチパターンを表示してみたところ
テキトーな磁石を近づけて位置を動かしてやると偏向量の調整になるので、たとえばシート状のマグネットを小さく切ってあちこちに貼り付けてみるという方法も取れそうではあるが・・・ ワタシ的には、ちょっと今回は放置かな

ではでは、今日はとりあえずこの辺で・・・

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