前回の更新から、またまた1週間空いてしまった。
これ以上間が空くと、「前回何書いたっけ・・・」てなことにもなりかねないのだが、とりあえずは内容を少しずつでも思い出しながら、今日も行ってみますかね。
埃まみれの基板をいきなり見せられて、驚かれた方があるかも知れませんナ。
前回のネタで「古いLEDたち」の話題を記したのだが、その最後で出てきた“8桁7セグメントLED”の動いている姿をご紹介しておこうと引きずり出してきた基板だったりする。
ということで、次のイメージもどうぞ。
最近のPCしか知らない人が見ると、「コレ何?」って不思議がられるだろうなぁ~
ちなみにコレ、1980年頃の自作マイコンで使っていた、プログラムエントリー&デバッグ用テンキーユニットね。 マイコン本体は色々と問題があって動かせなかったのだが、このユニットだけ5V電源を供給して懐かしさに浸ってみた。
例のLEDには、アドレスが16進4桁で、そしてエントリー中のデータとメモリ中のデータが2桁ずつ表示されるという構造だ。
オペレーション例としては、
・F000 [ADDSET]
・86 [WRITE INCR]
・00 [WRITE INCR]
・08 [WRITE INCR]
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こんな感じかな。
最近のワンチップマイコンでは、PCでのクロス開発環境上のアセンブラやCコンパイラで作ったオブジェクトを、専用ツールでマイコンのフラッシュメモリに焼き込んで はい完了というパターンが大半だと思うのだが、初期の8Bitマイコンでは、命令表を見ながらハンドアセンブルしたプログラムを、アドレスは16個、データは8個並んだレバースイッチでパチパチ16進入力し、RAMに1Byteずつ書き込んで行くという姿もまだ見られた時代だった。
私的には、例のレバースイッチをずらっと並べたのでも良かったんだけど、メーカー製8BitPCがそろそろ一般的になり始めた時代でもあり、技術的に背伸びがしたかったという事情もあって、こんなモノを作ってしまった・・・ と。
横にぶら下がっているVRとレバースイッチは、プログラムのステップ実行用ね。 6800MPUでは、ハードウェアで止めたプログラムを、クロックに同期して1ステップ実行する機能があるのだが、それを可変速実行できるように工夫したモノだ。
ということで、先ほどのLEDね。
基板のウラ側を見ると、“BOWMAR OPTOSTIC M2”というロゴが入れてある。
金メッキされているとはいえ、かなり腐食が進んで読み難い状態だ。
そして、バスインターフェースやステップ実行の回路も、当然個別のTTL ICを使って、フル・ハードロジックで作るのが当たり前の時代なのでした・・・
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